ホールインアンカーの種類

拡張子打ち込み型

 

先ずは穴を開ける位置を確認します。アンカーサイズに適応するドリルを選択し、開ける穴の深さを確認します。ドリルの大きさや開ける穴の深さはアンカーメーカーの指定に従います。

 

穴の深さは穴あけ機器を調整したり、使用するドリルにマーキングするなどして調整します。実際に穴を開けます。穴の深さと穴が加工面と直角になるように注意します。

 

穴を開けたら、吸塵器やブロワーなどを使用して、穴の中に残っている切粉を取り除きます。これは十分に行なうことが必要であり、特に穴の底に切粉が残った状態とならないように注意します。

 

芯棒打ち込み式の場合は、アンカーの座金が取付け物に接するまで挿入します。そして、芯棒の頭部が本体の頂部に接するまでハンマーを使用して打ち込んでいきます。最後にスパナなどを使用してナットを締め付けていきます。

 

内部コーン打ち込み式の場合は、開けた穴にアンカーを挿入してハンマーで軽く叩き入れていきます。さらに、メーカーによって指定された専用打ち込み棒を使用して、その段部がアンカーの端部に達するまで打ち込んでいきます。

 

ボルト類を使用してアンカーに器材などを取り付けます。この時に使用するボルトとアンカーのネジ部の“はめあい長さ”は十分にとるように注意します。使用するハンマーの重さは、アンカーのサイズに対して適切なものを使用するようにしましょう。また、メーカーの仕様がある場合にはそれに従います。